守護神に憧れて
かつて日本サッカー界の守護神、川口能活はこう言いました。
「"いいから攻めろ、守りは大丈夫だから"という安心感をチームに浸透させていきたい」と。
「守護神」って響きに憧れますよね。こんにちは、しうまいです。
FF14では専ら立ち回りが素晴らしい名ヒーラープレイヤーを指して使うと思うんですけど、一度は「守護神」なんて呼ばれてみたいものです。
最近、武者修行と称してノーマルレイドルレにヒーラーを出すようにしているんです。
「守護神に、おれはなる!」(ドン!)
なんて言ってね。
涙を流して助けを求める仲間に学者帽子をがぼっとかぶせて
「あたりまえだ!」(ドン!)
なんて言ってね。
そんな夢をみながら、ノーマルレイドの荒(くない)波に小舟一隻漕ぎ出してるんですけどね。
ただ、いくら漕ぎ出そうとも、わかりやすくひとつなぎの大秘宝が見つかるわけもなく。
そもそも、どうすれば「守護神」なのかを定義しないといけないことに気づいたんですね。
で、ない知恵を残り少ないケチャップばりに絞り出して(飛び散って汚くなるやつ)、導き出したのは「半壊してから腕っ節ひとつで立て直す」こと。たゆたえども沈ませずってね。
つまり、通常のヒールワークが大きく崩れた不安定な状態になってもなお、冷静な判断で壊滅を避けることができれば、これはもう守護神なんじゃないかと、そう思うんですね。
その最たるものが「半壊をLB3で立て直す」だと思うんです。窮地を覆す逆転の一手。守護神オブ守護神。まさに守護神est。(しゅごしねすと 守護神の最上級)
そらちゃんやけろりんを始め、過去に名だたるFCヒーラーの猛者達が、LB3で窮地を好機に変えてきた瞬間。ヒーラーやってなくったって胸が熱くなりますもん。これが自分自身によるものだったら、わたしその瞬間を自分の遺影にすると思います。これが人生で一番輝いた瞬間の写真だ、とかなんとか言いながら。
そしてようやく本題ですよ。
唐突に時が来たのです。「希望の園エデン:覚醒編4層」
開幕からメガ・ランドスライド、フォールトゾーンでメンバーが落ちる落ちる。
わかる、わかるぞ。久しぶりにやると安置どっちだっけ、になりますよね。
だがわたしは落ちない。
なぜなら先日ちゃい家イベントでやったばかりだからな!
なんなら散々落ちたばかりだからな!!
もうわたし無敵。テスト中の「あ!進研ゼミでやったところだ!」状態。
素詠唱で蘇生できるタイミングまでしっかり把握して、あれ、わたしメッシだったかな?ってくらいのドリブル力で守護神という名のゴールに向かってまっしぐら。
そして後半の怒涛のラッシュ。
フォールトゾーンの連続でMTさん、忍者さん、ヒラのわたし以外が場外へ御退場。
LBゲージは3本とも真っ黄色。
時は満ちた。
続くマグニチュード5.0で足元へ駆け込み・・・ここ!
バチバチィ、ズシューン(LBを詠唱する音)
そして地面から浮き上がる無数の刃が、タイタンの尻へと突き刺さる!!
・・・。
おい、忍者?
言わせてくれ。ここはフォント大きめ太字で言わせてくれ。
わたしの遺影(予定)を返せ。
わかる。安定しているMT、ヒラ、DPSが3人生きていたら、メレーがLB打って、ゆるりゆるりと蘇生しても勝手に勝てるもの。それはわかる。
だがな!わたしはバチバチィ、ズシューン(LBを詠唱する音)がしたくてここにきたんだよォ!
そこからは、わたし何と戦ってたか覚えてない。
タイタンよりもたぶんヒーラーとしてのプライドと戦ってた。「事情なんかクソ食らえだ。わたしは自身でチャンスを創る」とかのたまって、いっそ場外へ勢いよく飛び降りてしまおうという気持ちと、それだけはやってはいけない、というヒーラーの本質との葛藤。なんかそういったものと戦ってた気がする。
気づいたら終わってましたけど。
教えて能活。あなたはチームに安心感を与えるために、どれだけのことを犠牲にしてきたの。
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